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2025年9月21日(日) 健康生きがいづくりアドバイザー養成講座を担当

  • 執筆者の写真: masahiko fukuda
    masahiko fukuda
  • 9月29日
  • 読了時間: 2分

札幌市中央区・社会福祉総合センターで開催された健康生きがいづくりアドバイザー養成講座の初回講座、「超高齢社会の展望と人生100年時代の生き方」を担当しました。

 主催は健康生きがいづくりアドバイザー北海道協議会。一般財団法人健康・生きがい開発財団(東京)のグループ団体で、全国に30余りある地域協議会の一つです。写真は、私(右から5人目)と、北海道協議会の皆さんです。前夜の悪天候が心配でしたが、夜が明けるとほぼ平穏で助かりました。

 

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講演 ワンポイント 日本人の寿命は、戦後なぜ伸びたか

 今年は戦後80年。日本人の平均寿命は、1950年代後半から1970年代初頭にかけての高度成長期に急速に伸び、「寿命革命」、「長寿革命」とも呼ばれました。平均寿命は「人間社会の総決算」とも言われます。日本人の平均寿命が伸びた理由は、栄養状態の改善、医学の進歩、健康情報への関心の高さなどが指摘されていますが、国民のだれもが公的な医療保険に入って医療が受けられる「国民皆保険」の役割は見逃せません。その重要性は、アメリカと比較すれば分かります。アメリカの平均寿命は先進7か国で、男女とも最下位です。その理由の一つに、国民皆保険が行き渡っていないことが、指摘されています。公的保険はあるのですが、民間保険も多く、中には無保険の人もいます。

 日本の国民皆保険は、後期高齢者医療制度のあり方など問題点が指摘されていますが、1961年(昭和36年)という比較的早い時期に、制度ができた恩恵は忘れてはならないと思います。

 

その他、講座のポイント

・高齢化と高齢化率

・「人生100年時代」とは

・高齢者は75歳から~日本老年学会などの提案

・死ぬまでしにしたこと、バケットリストとは

・「生きがい」と「IKIGAI」

・孤独の問題、一人暮らし高齢者の急増

・高齢者に期待されること

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