2024年12月12日(木)生活クラブ生活協同組合北海道の研修会で講演
- 福田淳一
- 2024年12月12日
- 読了時間: 1分
更新日:4月9日
生活クラブの研修会での講演は2017年12月以来、7年ぶり。
会場は札幌エルプラザで、「葬儀」「お墓」「終活」最新事情を語ると題し、コロナ禍でのお葬式の小規模化、墓じまいの動向、札幌市の火葬場、市営霊園の新しい料金制度、終活の最新の傾向などをお話してきました。
講演 ワンポイント お墓じまい 急増する北海道
北海道で、お墓じまい(改葬)が増えています。厚生労働省によると、北海道の改葬数は、以下の通りです。(順位は都道府県別)
2012年度~約4400件 第4位
2022年度~約1万2200件 第1位
2023年度~約1万3000件 第2位
この背景には、道内でこの10数年、市町村の合葬墓(多数の故人の遺骨を一緒に埋葬するお墓)が急増した事情があるようです。道内では2012年に小樽市が建てたあたりから普及し始めました。10年後の2021年4月には49カ所に、2023年10月は72カ所。2年半で50%近く増えました。合葬墓の普及が、改葬による遺骨の受け皿になっているようです。
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