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2024年10月4日(金)札幌シニア大学で講演

  • 執筆者の写真: 福田淳一
    福田淳一
  • 2024年10月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月6日

 札幌シニア大学(中央区・社会福祉総合センター、事務局・札幌市老人クラブ連合会)で、「人生100年時代」~その特徴と生きるヒントをテ―マに講演しました。前半が平均寿命、高齢化率など人生100年時代の特徴、後半は生きがいと社会参加の関係、さらには、元気な高齢者を社会の支え手として期待する国家、社会の動きをどう考えたらいいのか整理してお話しました。


講演 ワンポイント 「貢献寿命」という新しい考え方

 9月に閣議決定した政府の高齢社会対策大綱では「若年世代から高齢世代まですべての人が、『支える側』にも『支えられる側』にもなれる社会を目指す」として、人口減少社会の到来を背景に、政府は高齢者も社会の支え手になることを推奨しています。シニアはこの期待をどう受け止めればいいでしょうか。


 私が今注目しているのは、ジェロントロジー(高齢社会総合研究)の専門家が提唱している「貢献寿命」という考え方です。ちょっと耳慣れない言葉ですが、「何歳になっても社会とつながり、役割を持ち、誰かの役に立っていると感じられる期間」と説明されています。具体的には、子ども世帯の家事のサポート、孫の世話、友人の話し相手、ボランティア、納税や寄付など幅広い範囲を想定しているようです。こうした例も広い意味で「社会の支え手」と言っていいのでしょう。支え手は働いて報酬を得ることだけに限定しない方が、多くの人が関わりやすいと思います。

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